カテゴリー別アーカイブ: メッセージ

台風一過 からだとこころ

台風一過

9/30中秋の名月、台風の渦の中での満月に守られて、
神無月。

今朝は、たんざわやまのあおさとみどりがくっきりです。
空気の中に酸素のつぶがいっぱい。
マイナスイオンでもって、新月に向かう一日目。
すごいリセットです。

太陽礼拝のポーズで天と地につながりましょう。
逆立ちでつながってもいいですよ!
背骨一つ一つを伸ばしたら、
一つ一つの骨の間を、
木の幹に流れるとほとい水のように
おいしい息をがなしてゆきましょう。

足から頭につなげて足にもどす。

地をかんじて
天をかんじて
空をかんじて
ごちそうさま

ゆふがほ きらら

秦野ひまわり養生ヨガ報告

2012年9月17日
敬老の日

被災地の方とヨガしてきました。
秦野・東京きららら周りのスタッフと福島の方で自由にコラボ。
ヨガは、骨盤緩めて、身体感覚を取り戻し、
伸ばす、ねじる、、、、骨と内臓の関係のあり方を見つめなおす作業をしました。
まだまだほぐれていないかも。今のあり方を受け入れるには時間かかるよね。

ヨガ終わってからは、クランベリーとくるみ入りのスコーンを作ってくれてきた
スタッフがいて、皆さんのしゃべり場の熱が上がりました。
・・・・
やっぱり。
彼女たちにとっては一番の悩み子供たちのケアです。
・・・・
子供はうつむいたまま、母は、ひっそり子供の思いを嗅ぎ取るのみです。

日本で起こされたことは、自分まわりとして思うこと。
からだ、だいじ、だいじ。

参加者。友人のコメント。

今、世の中ではやってるヨガ、、、。
ここから見たら、すごくうれしいヨガ!
何でこんなことしてんの?っておもってしまう、、。
必要だからめぐってきたこの体
大事にしよう。
ゆふがほ きらら

p.s.
福島のヨガに参加してくれたスタッフに、おなかに赤ちゃんが入りました。今5ヶ月。

ドキュメンタリー映画『つなみ いいおか つぶ 一年』完成告知とお願い

長い制作期間を経て撮影し続けた映画が完成しました。
監督の大宮さんから皆さんへメッセージ届いていますのでそちらもお知らせします。
夏の疲れが出る頃です。お体大切にお過ごしくださいませ。

『つなみ いいおか つぶ 一年』(「つぶ〜飯岡津波被災者たちの一年間」改題)完成のお知らせ 大宮直明

皆さま こんにちは。
この場をお借りして、ゆふがほきららさんが千葉県旭市飯岡地区でヨガ教室始め支援活動を行ってきた一年間を記録したドキュメンタリー『つなみ いいおか つぶ 一年』が完成いたしましことをお知らせします。
皆さまには有形無形のご支援・ご協力をいただき、心から感謝いたします。ありがとうございました。

65分にまとめたこの映画は、大阪府吹田市の関西大学で行われる「地方の時代」映像祭2012に応募いたしました。
11月19日(月)〜11月22日(木)のいずれかの日に関西大学で上映されると思います。無料です。

また、映像祭は60分程度という制限がありましたので、カットした部分を復活させたものをどこかで公開する予定です。
決まりましたらまたお知らせします。
予告編(3分)はこちら↓にあります。

また、上映会を企画 ・お手伝いしてくださる方がいらっしゃいましたら、
omiya_naoaki★yahoo.co.jp(★を@に変えてください)までご連絡ください。
今後ともよろしくお願いいたします。

屏風ヶ浦つぶつぶ踊り報告

屏風ヶ浦つぶつぶ踊り
  ー鎮魂の儀ー

今回の観客は海。

砂浜にいる人がすべて演者。

佐々木征率いるシンバル・太鼓打楽器隊が車座になる

きららは、屏風ヶ浦の東の突端から、付き人とともに登場
日常の着替え支度、熊手を渡され、いざ鎮魂の儀のはじまり

熊手でゆっくり渚を地ならし
塩田を丁寧に作って行く
潮汲みで塩をまき
海に向かい、ヨガの修行を始める

波のリズムと征音楽隊の鎮魂の音が
心臓や内臓にしみわたる。
関節がきしみ、波にからめられた体は
遠くの記憶で
天地につながる均衡をたぐりよせる
体は伸ばされたり縮んだり
砂をつかみ、頭を押し付け
肉体は海に同化する鍵を時空に差し込む。

ふっと我身になる
白いおひげの波は繰り返し押し寄せ
征楽隊の奏でる音が煙のように天にくすぶる
海のお風呂につかる
髪を洗い、
顔を洗い
股を洗う

空につながる梯子一本。
ゆっくりのぼる
半月を仰ぎ
屏風ヶ浦を背に
海を仰ぐ
磯野の木遣りのなか

海は
しずかに見守る
私たちの生活を
手繰り寄せた感性劇場を

梯子から降りると
タンポポ色から、金茶色、スミレ色…刻々と変わりはじめた夕焼け、、
霊的エネルギーに包まれて、
すべては必然という自然体で
漁港を照らした光で幕を閉じました。

皆さんと一つの風景を作れましたこと大変光栄に思います。
また、皆さんが屏風ヶ浦を背に海と向かい合っていのちを感じてくれたことが
私のつぶ踊りの励みになりました。

ヨガの踊り、子どもたちとの生活から編み出す踊り
引き出してくださった首くくり栲象に深く感謝。
総監督佐藤正敏、音隊佐々木征とACTソーラン踊りのみなさま
ヘアメイク加藤、映像監督渡辺賢人
写真撮影下澤・北ぽん・山田、
すべての責任を負ってくださった平塚四郎
仲介人高橋、設営磯野、クルージング山政丸、
立ち会ってくださった飯岡の皆様
本当にありがとうございました。
きらら舞踏は飯岡の海でたくさんのことを教えていただき
初めの一歩となりました。生活とヨガと踊りとの融合。
これからも死ぬまで精進してゆく思いです。

演舞の前のクルージング、砂浜からみる山政丸の船は、にぎやかで楽しそうでした。
演舞のあとの、山政丸さんの素敵な宿舎での打ち上げ。
ビールも魚も流しそうめんも大変おいしゅうございました。
ソーランの踊りも結構なものを拝見させていただきました。

佐藤、首くくり、渡辺も前日から2泊、
高橋様と山政丸さんに大変お世話になりました。
スタッフの気の入れようは、あそこに集まるエネルギーの高さに
連動するものと感じました。

子どもたちにも夏の楽しい思い出をプレゼントしていただきました。

すべて
感謝。

ゆふがほ きらら

屏風ヶ浦つぶおどり

飯岡灯台から眺めた旭
飯岡灯台から眺めた旭
  屏風ケ浦スケッチ

12日、日曜日
スタッフ三名と一番下の海と屏風ヶ浦下見しました。
支援の会平塚四郎さん、高橋さんが出迎えてくれて、
誘導・案内してくれました。
屏風ヶ浦に立ってどんな発想が生まれるか・・・そんな期待もあって、
今回のつぶおどりは、
仕掛け(演出):首くくり栲象(たくぞう)、音:佐々木征(まさ)
に介添えしていただくことにしました。総監督:佐藤正敏。
栲さんは、切りたった岸壁と白波の海の間を、無言で往来し
征さんは、地元の人とお話ししながら、屏風ヶ浦をみつめる。
飯岡灯台からも九十九里から広がる旭を眺めました。

そのあとは、支援の会・町おこしメンバーがわいわい集まり
栲さんの発想から地元の人の輪の発想がどんどん広がって
まるで屏風ヶ浦に集めるエネルギーの渦のよう。
帰りの特急電車はさらに渦の記憶を運んでくれました。
25日本番は、屏風ヶ浦にどんな渦が巻き起こるか。

  屏風ヶ浦できららがつぶおどりをしたいわけ

屏風ヶ浦
屏風ヶ浦

2011年5月  はじめて千葉旭市飯岡に来ました。
わたしののっていた自転車やヨガ周りで集めた支援物資を持って。
九十九里の浜には津波で流された箪笥や勉強机など、
うずたかく積まれていました。
根こそぎもってゆかれた家の跡に、手向けられた花が、
海の風でやさしく揺れていました。
そして屏風ヶ浦に立った時、足がジンジンしました。
磁力の乱れる場所は、
そのまま地のエネルギーの高い場所ということでしょうか
むしょうに、つぶ恋しくなる土地です。
わたしはここに呼ばれたんだな・・・と
引っ張られたことを確信しました。
それから、被災された方たちと、ヨガ教室を行うことになりました。
小さな子から88歳のお年寄りまで、
いろんなつぶと交流し合う楽しいひとときです。

地のエネルギーが、たかいからこそ、いろんな渦が巻き起こる。
大原幽学の生活の場であるからして、
支援の会平塚四郎はじめとする義理がたい学者肌人間、
飯岡助五郎の生誕地、座頭市の想を得た場所であるからして
磯野はじめとする人情芸人世界、、、
それぞれのエネルギーがまじりあい、ぶつかりあい、渦をつくってゆく・・・

陸の果て、海の果て、
押し寄せあう白波の強さと、天にそり立つ屏風の気高さと
そこに集まるつぶのひきあい、渦巻くエネルギー

この土地にであえたことのからだの喜びをまっすぐかんじたい。

ゆふがほ きらら