しぜんのつぶ
渋沢丘陵の巨大霊園開発計画見直しを求めるシンポジウムで
お話のあった八国見山に子供たちと行ってきました。
丘陵の尾根を歩くために、近くの老人ホーム駐車場に車を置き、歩き出す。
渋沢から秦野をつなぐハイキングコースからわずかはなれて、
竹藪あったり、土砂崩れでできた穴があったり、のんびり歩いて一時間
八国見山の頂上を指す小さな指標を見つけました。
てくてくくてくて・・・八国見山山頂にたどりつく
かさこそかさこそ落ち葉ふんで
学校いけなくて空ながめてた山みたいだ。
いけないことへのうしろめたさは
いかないことのやすらぎにかわり
だいすきなむなしさにまでなる
つくらないしぜんのゆりかごが
みじめな自分を揺らしてくれる
ゆやーーん
ゆやーーん
やゆゆやーーん
どこかでだれかもいってた響き
そう、最近そらちゃんヨガでも響きあったぞ!
右手前は卵、石でペチャンコになった母アカガエルの死
どこにでもあると思っている自然は
人間の欲で破壊されていく限り、
人間の叡智で、破壊する力を最小限に抑えていかなくてはいけない。
秦野は水と緑にあふれた心豊かなふるさとと謳われている。
身近な環境保全への取り組みといって重機を入れてガンガンしたら、
踏みにじられる生き物たちが、たくさんでしょう
水はよどみ
山にある雫一つにもこの循環があるのだから、
人は自分の庭の雫が枯れてゆくことへ、頭一巡りしなくてはいけません。
山頂から海が見える
しぜんのつぶを感じたくて
山野草をかみしめながら山道歩いた。
そのあと、数日、目が回るほどおなか痛めた。
自然は、ヒトのようにものいわないけど、
たくさんのことを語っている
いつしか造られてしまうかもしれない巨大霊園に
木霊たちの叫びを感じよう
渋沢丘陵を考える会 日置乃武子さんの言葉です。
「生命の源となるような環境がごく身近にあるということが大事です
ハンディーを抱えた方も、筋肉の衰えた老人も、歩き始めの幼子も
みんなが気軽に出かけていくことができるところだということが大事です。」