春の内臓の気持ち

4/20ころは、穀雨(こくう)、柔らかい雨が降って田畑を潤すころ。

八重桜満開

桜畑の様子をみに、出かけました。
八重桜は満開でした

でも新緑の眩しさはやわらかな雨の湿気と一緒になって
眼前に広がる水彩画の美しい世界。
からだが潤います。

最近のヨガの現場を思い出しました。

四十八瀬川 新緑

別れと出会いの新しいスタートの時期か
木の芽どき、生長の春か、
寒暖の差に体がついていけない時期か
むくみもおなか周りや下半身に。
こころの変調から生まれる体の不調をたくさん感じました。

皆さんがそれぞれ持っている環境での悩みも
からだに全く関係ないのではなく、むしろ
それが一番の体つくりになっていたりするのですね。

仕事での人間関係に疲れて、ストレスをどこかに発散できないと
からだのどこかに痛みを抱え込みます。
体は辛抱するだけですから、
悲鳴を上げるまで、脳は気づきません。
だから感じることを脳だけに頼ってはいけないのです。
内臓の気持ちを確かめるために
皮膚を触ってみてください。
ある時は指圧で
ある時は触るだけで
とにかく皮膚にある脳で感じてみてください。

悲しみに打ちひしがれているときに
誰かに優しく肩を触られたりすると
言葉以上に、柔らかい気持ちになる。
皮膚から伝わって内臓が緩めば
気持ちが楽んなってからだの調子が整ったりする。

いたいとか、かゆいか
つめたいとか、温かいとか
かたいとか、柔らかいとか
皮膚にある脳を使って探ってみる

ゆるむことを、自分の体の実感を手がかりとして
まわりの世界を探ってゆく。
一番近い自分の体に気づくことは
まわりの世界、自然に気付くことです。

春にむくみだしたら
腰痛含めて関節炎に気をつけて!
それから左側の硬さにも。

腰 という字は、にくづきに要。
ずっと我慢している体の最後の叫び。
尿路結石
腎臓の病気
膀胱のつまり
ホルモンバランスの崩れ

それからつながる
脾臓に要注意!
たがいにストレス感じてくよくよすると
胃から裏側がひきつった感じになる。

腰も脾臓も、なにかを背負いすぎるのです。
だから良い加減に揺らしてみましょう。

腰揺らして
背中ぐにゃぐにゃして
内臓揺らして
自分の自然体に収まる内臓のあり方に忠実でありましょう。
内臓の気持ちを聞いてあげると
らしい内臓の位置におさまる

それから、食べたい物を味わって。

ああ、これでいいんだ
と思える瞬間、春の自然に立ち会えるんだと思います。

ゆふがほ きらら

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