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第9回秦野ひまわり養生ヨガ報告

本日3/17本町公民館で養生ヨガをやりました。

いつもの秦野ヨガスタッフに加えて
新たに意識をもって参加してくださる方が加わり、
電車好きなゆうりくんも
プチヨガ参加、わいわい養生ヨガしました。

花粉のシーズンということもあってか、
顔や足がむくんでいますね。
下半身のむくみは、足ゆびにぎにぎ
足首、ひざ、股関節
それぞれのほぐしが必要です。
おかおのむくみは
おでこのてっぺんの上星のツボ押し
肩、首まわしが有効です。

ひこうきのポーズ

それからみんなでうつ伏せ
飛行機のポーズ
離陸して、両翼を整え、
右に、、、左に、、、体を傾けてゆきます。
おなかが押されて温まって
末端を伸ばしてゆくと、からだ全体の流れがよくなります。
着陸とともに
大きなため息、脱力。
大きく両翼を広げれば広げるほど
交感神経と副交感神経へのバトンタッチはうまくつながり
からだの血流がどんどん良くなる。

としお父さんも、2回目の飛行で背骨が伸び始めました!
合体飛行した母は大いにほぐれたに違いありません。

坐禅僧

最後は
ホッと瞑想タイム。
会場の座布団を集めて
修行僧ゆうりが、場を見守る。

お茶タイム
玄米とカシューナッツクッキー&しょうが紅茶。
このとき、福島いわき市に戻られる決断をした方が
ご家族で挨拶に来てくださいました。

上のおねーちゃんは中学生に、
真ん中のお譲ちゃんが小学校に
被災直後に東海大学病院で緊急入院・出産した
一番下のぼくちゃんは2歳になりました。

お父さんの両腕に抱かれる子供たちのうれしそうな顔。
この春からお父さんと一緒に暮らせる
喜びや安心に勝るものはないかもしれません。

次回秦野ひまわり養生ヨガは4/14日曜日です。
ゆふがほ きらら

いのちのつぶ

渋沢丘陵の巨大霊園開発計画見直しを求めるシンポジウム

ドイツの春
生きてる間は自然のつぶになるための修行
とおもうこのごろ、
思うところあって
普段あまり出かけないシンポジウムに子供4人連れて出かけました。
パネラーの中に、川や桜畑での踊りでサックス吹いてくれる
絵本作家の舘野さんもいました。
死体を食べて生き延びるシデムシの話は心うつものがありました。
山歩きライターの打田さん、さんげつ会の日置さん、、、
みなさんとても心温まる話でした。
やぶこぎの話を夢中でするパネラーたちはみんな少年に戻っていた。

2004年、離婚して都会から4人の子供たちと住むのに
いくつも運んで探し当てた土地、秦野。
丹沢の山並水戸四十八瀬川に引き寄せられてのでした。
いまでもそれは間違っていないと思っています。

ところが近年の四十八瀬の川周辺の護岸整備のおかげか
水の流れによどみを感じ、
果樹園作るとかってバッサリ木はきられ、
つぶの痛みを感じています。

今回のシンポジウムは、
渋沢丘陵にある里山の自然を守ろうとする話し合い。
渋沢駅南、渋沢から秦野までのハイキングコースから
ちょっと外れた八国見山に20ヘクタール15000区画の
大規模霊園造成計画があるという。
いろんな所を子供たちと歩いたけど、
そこにはまだ行ったことがない。
標高319mのその山は深い沢があって、
クヌギやコナラなど広葉樹林が広がり、
貴重なランが生息し、国蝶オオムラサキやたくさんの昆虫、
オオタカ、ノスリたくさんの鳥たちも生息するという。
自然のつぶがギュッと詰まった里山を人間の勝手で
切り崩し、本当に必要かどうかわからないお墓を
そこに作ることは、本当に必要なことなのかな???
(そういえば、やたらお墓いりませんか・のセールス電話がかかってきていた)

少し不謹慎な話になるかもしれません。
父が亡くなり、骨を焼く前に
彼の足つぼをマッサージしました。
あちらにゆくときは体力がいるだろうと。
弾力はなかったけれど、父の足は私に何か伝えてくれているようでした。
さすりながら、父の体が土や自然に還ってほしいなと強く思いました。

私は、死んだら鳥や生き物に食べてもらいたい。
そして糞を落として土や風に還ってゆけたらいいな。
骨をばらばらにするのが大変ならば粉砕した焼骨を海や川や山でばらまいてほしい。
自然の中で、、自然の形でめぐってゆくものとして一つのつぶでありたい。
母の思いを子供たちは許してくれルだろうか。

それから
パネラーの皆さんの興味深いお話を聞きながら、
ふと自分が毎年きままにやっている
四十八瀬の河原屋桜畑での踊り、、、
しぜんのつぶになること
まじめにかんがえた。

シンポジウムの最後、、会場の人たちの声。
小田原や開成町や湯河原まで秦野のことを心配して駆けつけてくださる中には
元町長さんもいてその熱弁は法律チンプンカンプンの私にも伝わりました。
みなさん、いのちにたいして、おもいがあるから。
会場は年配の方が多く見られました。
でも小さな子供たちでも聴けるとおもう。
きっとどこかでぶち当り自然への見直ししなくては。

    いのちが、いききする ちくわという宇宙。
    生きたあかしをモニュメントとして掲げるより
    いのちのつぶとして
    自然に還ることの方が、すべてにしぜんだと思う。
    

まだあるいたことがない、八国見山を少し感じたような気分で
子供たちとワイワイ帰りました。

ゆふがほ きらら

啓蟄3/6もぞもぞ


瞑想
3/6啓蟄けいちつ
土の中で眠っていた虫たちが、むっくり起き上がる時ですね。

少しずつ動こうかな、、と思い始めた人が沢山集まってきました。

赤ちゃん連れのヨガ、2人目の赤ちゃん連れてママたちで、
肩こり、腰痛ヨガをたっぷり。

マタニティーヨガでは、逆子ちゃんママ意外と多く、
腰温めておなかの空間広くするヨガしました!

夜ヨガは久しぶりに参加した屏風ヶ浦鎮魂の儀渡辺賢人監督の
二十歳の誕生日でしたのでハッピーヨガをやりました。
ろうそくの灯りだけのヨガ。
震災後のときにろうそくヨガをして以来ですね。

ほとんどからだを動かさなくても
足や手の指先を意識して
ゆっくりポーズをしてみる。
完成のポーズをおもいうかべるというより、
そこにたどり着くみちすじを大切にすること
片足で立つことは暗闇ではとても難しい!

瞑想ってなんだろう。

ろうそくの中で瞑想すると
からだがすごく柔らかくなっている感じ受けました。

閑坐かんざ
唯静かに坐っているだけの坐禅、、
これが無駄かどうかわからないけど
ここ、ヨガ道場では
雑念が瞑想の入口
普通に日常を雑念の中にいる人がほっとできる瞑想してます。

どこも力まず
ゆっくり呼吸できているときは
からだが柔らかくなっているはず。
そんな風に瞑想していたら
かぜにのっかる羽
湖に浮かぶはっぱ

難しく考えないで
水にうかんでみましょ
床になじんでみましょ

ゆふがほ きらら

雪ヨガ

本日雨水なり。
秦野は雪が積もり、
静かな夜を迎えています。

雪の降り始めは、気温が上がって骨盤が緩みます。
股関節の調整にはグー!

雪が降ってから積もるころは気温がぐっと冷えて
骨盤がギュッとしまります。
その波動が広がって
つながっている肩甲骨が締まり、
首が締まって、きつい顔になったりします。

顎あごを緩めておおきなあくびをしてみてください。

深呼吸しながら
伸ばしたりねじってみたりしたあと、
揺らしてみましょう
ぶらぶらふわふわ・・・
揺らしているときに
不満があるところ、
はにかんでいるところ、
落ち込んでいるところ発見したら
もんだり、さすったり
励ましてあげてください

からだの力関係を均してゆくと
からだのきしみがとれて、
息が深く入りやすくなります。
風の通り道をつなげてあげて
雪で浄化されたおいしい空気をいっぱい吸い込んでください。

雪の下に眠るお花のにおいも・・・・

ゆふがほ きらら

第8回秦野ひまわり養生ヨガ報告

2/17 日曜日本町公民館一階和室

本町公民館は秦野の中心地にあってイオンショッピングセンターの隣にあります。
館の雰囲気もとても良くて、今回も避難者の方と和みの時間たっぷりとれました。

参加者は、福島からの避難者、秦野ヨガ道場スタッフ、それから秦野から応援参加者
合わせて15名で、養生ヨガの場をもちました。

脳に酸素送る呼吸のおはなし
雨水(うすい)2/19近く。
乾燥した大地を体が潤いを求めてうずうずするころ。
このころに降った雨や雪は大事にしましょうね。
からだは、潤いを求めていますね。

とてもうれしかったのは、いつも参加してくれてる福島からのお母さま方が、思春期の子供たちを連れてきてくださり、秦野ヨガ道場マッサージスタッフ3名も、中学生・高校生からも若いエネルギーを頂ける機会を持てました!

理不尽でやり場のない苦しみをどこにたたきつけましょう・・

受験して受かった高校は原子力発電所のそばで廃校・・・
親類を頼って避難してきた場所も仮の宿と思いきや
あれから2年。
戻れる場所は全くありません。

受験の時期ですね。
私は帰り道、ヨガの場で感じたことをかみしめ
家に戻ってから、受験した子を含め子供たちに最初に報告しました

「福島から避難している人たちのやり場のない悲しみ」を。

参加してくれた秦野参加者も
真剣に向き合ってしゃべり場に参加してくださっていました。

小さな子供を抱えたママたちにとっては
自分のこととして向き合ってくださっていました。

いまの私にその悲しみははかることはできません。

しかし
からだは、いろんな局面から
見つめることができます。
ヨガのからだ、たいら、です。
気を分かち合うことしかできません。

「失ったことを思い悩むより
今できる喜びを体で感じよう!」

これは福島から参加してくださったお母様が言ってくれた言葉です。

私は、家に引きこもって我慢だけしている人たちを桜の畑にお呼びする約束をしました。
4月の秦野の八重桜がうつくしいときに、日本のうつくしい場所感じる
桜畑祭りのお誘いをしました。

どんなふうにやれるか分からないけど
参加協力できる方は
どうぞよろしくお願いします。
4月の下旬か5月の上旬。
八重桜美しい時期を選びます。

わらう門には福来たる
今回参加できなくて しゃべり場のおやつを提供してくださった方も含めて
避難者の皆様へ思いをはせている皆さん

いまおきている体の苦しみを
ひとりごとにしないように
封じ込めないように

からだにおあきるかなしみ
少しでも感じて。

笑う門には福来たる!

第9回秦野養生ヨガ3/17です。どうぞよろしくお願いします!

ゆふがほ きらら