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満月ヨガ

雨の晴れ間ですね。

昨日の夜、四十八瀬川に蛍を見てきました。

秦野に転居した10年前は、四十八瀬を愛する会の方が
蛍の会を催したりして、ほたるさんは人間のぬくもりを求めて
集まってきてくれて、アクセサリーみたいに体に
ついてくれたのを思い出します。
昨日出会った蛍は5,6匹。

ほわ――んほわ――ん

優雅に飛び交う姿に、
幻想の世界にひたった時間でした。

6/23日、今日は満月です。
夏至過ぎたころの、満月。

からだは
胸が開きやすいと思います。

満月の下でヤシの木のポーズをしてみましょう。

まずは、自分の足作りです。
大地にしっかり踏みつける足を感じましょう。

かかとつけたり、
足の指をにぎにぎしたり、足全体を地面につけてみます。
どこかが浮かないように足の脳をつかって、、、。

足からゆっくりたどってみてください。
足の中心から、すーと上にあがり、
おしりの穴をとおって
おなかをとおって、
胸の真ん中を通って
首をとおって
頭のてっぺんから
突き抜けてゆく、地と天をつなぐからだ。

手のひらをヤシの葉っぱのように開き
たどってきた筋をゆっくり丁寧に感じながら
詰まりやすい径絡をどんどん広げてゆきましょう。
開ききったところでつま先立ちになり
ふくらはぎを思いっきり伸ばしてみましょう。
手を後方に回すときに、肩甲骨を後ろに回すように腕を回転させ、
息をとめて数秒!1,2,3,4,5,6,7,8,9,10、、、

ゆっくり手を下してゆきます。

肋骨が詰まって呼吸が浅くなっていた方、
胸に熱がこもってぜんそく気味の方、
梅雨のおひさま足りなくて脳がぼんやりしていた方
暑さがつもって、心臓がバクバクしていた方
、、、、、、、、、、、、、、
腕がびりびりしてきたら
神経が通ってきたかも。。。

そのあとは満月に向かって好きなように吠えましょう!

満月のエネルギーチャージして
夏に向かう体作ってゆきましょうねー

ゆふがほ きらら

ひまわりカフェ初日終了!

丹沢颪で家の周りはゴーゴーと不気味に渦巻く風が吹き荒れていました。
朝ヨガは、港区から3人無事に到着し、秦野ヨガの方たちと交流ヨガしました!

いつも区民センターの和室で、外界の景色が見えない場所でのヨガと違うのでしょうね。
秦野ヨガ部屋からは山が見えたり、空が見えたり、においが違いますから、都会から見えたら、からだが反応するのは当たり前だと思います。
港区ひまわりメンバーは、自然の猛威を感じながら、どっぷりとヨガな世界に浸ってくれていたように思います。

ヨガの後は、みんなでランチ囲んで交流会。
にゃん子さんのバイオリン演奏は、聞いた人がもっと聞きたい!と初めての体験を喜んでくださいました。子供のころを思い出した方もいて、生演奏を喜んでいました。

アロマの圭子さんのお話。御自身のお子さんのアトピー経験から代替え療法として、探求してゆく上で、探し当てたアロマのお話は、きっと一筋縄でいかなかった母子の姿を垣間見たようで、皆さん自分の家庭環境のものとして興味津津。
飲んだり、マッサージに使える鮮度の高いアロマは、あまりないので、圭子さんのたどってきた道に、ひまわりヨガに通う方の中で、幼いころにステロイド剤を口から、あるいは皮膚から吸収しすぎて、肝機能を壊したり、どこかの臓器を痛めたりしている方の苦しみを重ね合わせたりしました。

道代さんが製作してくれている布ナプキンの話も、それに通じるところがあり、
即効性・便利ということだけで安易に取り込んでいることに疑問を感じる自分。
これもあれも、ヨガで皆さんの体から教えてもらっていることかもしれません。

最後に「北風と太陽とヤギ」さんの絵本の読み聞かせ。
子供たちに読み聞かせしていた皆さんが、逆に絵本を読んでもらっている安堵感
か、皆さん目がきらきらしているようでした。
終わってから聞いた話に秦野は読み聞かせのグループがたくさんあって、30年
以上続いているグループは、とても年配の方達が多いとか、、、。
素読の力ある方に続きたいと思っているヤギさんのこれからを感じたいと思いました。声は魂がこもっていますから。

今回はひまわりスタッフの皆さんにたくさん助けていただきました。
妖精さんのおへそのスイーツは、お持ち帰りのもの含めてほとんど完売。
プリンをカフェに頼んだ人は、お土産にプリンを家族に買って帰りました!

無事終わったことがなによりです!
夕方から、出張ヨガに出かけられました。
これもひまわりスタッフの献身的なお手伝いのおかげです!

みなさま お疲れ様でしたー。
楽しい一日でした。

ここでも助けられていますね。
どうもありがとう!

絵本読み聞かせの写真の記録だけでごめんなさい。
少し慣れてきたらバタバタもなくなると思います。

いろんな現場を目撃するにつけ、
ひとつひとつが奥の深さを感じています。
それをどう場作りしてゆくか、
大きな課題ですね。

次回25日、火曜日どんなひまわりカフェになるかな。
お楽しみに。

ゆふがほ きらら

そらちゃんと、笑顔と、ヨガパンツ

2011年 12月10日 
四十八瀬川で踊ったときのこと、
ヨガに通ってくれている方が
むすめさん、そらちゃんを連れて舞踏を見にきてくれました。
初対面で、舞踏する、きららにからみついてくれて
私はすっかり、そらちゃんのとりこになってしまいました。

それから、
そらちゃんと、単独ヨガをして
一年半すぎています。

そらちゃんは、自閉症と診断されていて、
養護学校に通う小学校5年生です。

私は、自閉症という症状はよくわかりません。
私もこどものころから自閉的で
みんなと同じようにうまく乗れないとことがあって
みじめな自分を持て余していました。
今はこんなに図々しくなっちゃって
生きるリハビリに自然でおどらせてもらっています。
でも、そらちゃんの自閉症と自分のちいさなころの
自閉的とは違うみたいです。

自分は、自閉症といわれたこともないし、
その時、その時でうまく社会を渡れてきたとおもいますから。

ハンディーをもつそらちゃんから教えられることは
生活をともにし、育てられている、
お父さん、お母さんが一番知っておられることでしょう。
私は親御さんの大変さとは違う角度でしか、
感じられないので、無礼があったらお許しください。

週一度そらちゃんと単独ヨガをやらせてもらって
私にも、教えられていることがたくさんあります。

言葉でいうことが難しいけれど、あえていうならば
ヨガを当たり前のように、教えている自分を
徹底的に覆してくれる
教えているのでなく、教えられているということ。
そらちゃんは、いのちのかたまり を くれる

そらちゃんが時々起こす問題行動やパニック症状。
予想できないことや苦手なことが起きると
敏感に反応して、ものすごい力で拒否。
うまく表現できないことも加わって
自虐的になったり、叫んでしまったり。

そんなそらちゃんの行動はともすればまわりの人たちへの
偏見や恐怖心を生んでしまうかもしれない。

でも、よく良く思い起こすと
そらちゃんの抵抗は
暴力的になっても
それは自虐に終わる
そしてそのあとは
嘘のように穏やかな波。
生きることの重みを考えるチャンスをあたえてくれるような
必要で起こされておるように思えてならないのはなぜか。
立ち止まって考えるっことを忘れてスピーディーに流れる大きな渦の社会に取り
残された、ささやかな抵抗のような。

このパニックを
薬で抑えさせて静かにさせる方法があるようです。
すごい薬ですね。

でもその薬を常用していたらそらちゃんは確実に自分らしさを失ってしまうので
はないでしょうか。

何だかいやだな。
おとなしくさせて楽する社会のお手伝いみたいな匂いがする。

「わかることは、わけないこと」
理解しようとすることは、自分と区別しないこと。

自閉症だからといって
ひとつにまとめられないものだと私は思います。

まずは障害といって
自分から分けないことだと思います。
不可解な行動や
理解できない症状は
社会というシステムに組み込まれている側の判断で
手慣れていって見落としていることがたくさんあると思います。

そらちゃんは、おちついているときによく話を聞いてくれる
はなにみずをあたえるそらちゃんのやさしいまなざしはとても尊い。
小さなことを踏みにじろうとすることをまっすぐに拒否する平和主義者。
保守的で大胆。

たましいのはなしや
みえないせかいのはなしに
反応してくれるそらちゃん。

理屈で並べられた言葉のつながりでなく
音や、リズムにのっかってる声が好き。
ゆわーんゆわーんやゆゆわーーーん
かき、くわぇ、くわぇ、かきくわぉー
きららとそらちゃんのヨガ、、いろんな声のつぶを飛ばしながら
からだを動かす。
おとのつぶにのっかってうごかすからだがすき

自分の細胞の中の記憶に組み込まれている
いのちの源みたいなものを
いつもそらちゃんは思い起こしてくれる。
思いあがっている自分の
面の皮をはがして
ちょっとこまったようなかおをして
私を見つめる。

と、かんがえると、
私の舞踏が単に自分の生活のリハビリになっているようではまずい。
生きることが舞踏であるとすれば、そんな簡単なことではない。
そのこともそらちゃんと接して教えられることです。

で、最近、そらちゃんのお母さんが
そらちゃんに素敵なヨガパンツを作ってくれて
ヨガマットにのっかって
私とお揃いのヨガパンツで
ヨガの場を共有しています。

お母さんが作るヨガパンツのおかげで
そらちゃんのヨガのポーズが増えています。
そらちゃんが苦手でそっぽ向いてた背骨のばしや、骨盤調整ポーズを
楽しくやっていますよ。

これが本当の生産だと思います。
そらちゃんのからだを伸ばしてくれるお母さんの愛は
ヨガパンツの中で紡ぎだされる。
そしてママのヨガパンツをはいて
そらちゃんは自分のからだにやさしいあり方をかんじる

そんなそらちゃんのあり方を
誰にでもある当り前の生活のひとこまが
そらちゃんのハンディの摩擦で生み出されるとしたら
そのハンディを
むしろまわりでみんな共鳴してゆかなければいけないのではないでしょうか。

自閉症の子供は目線を合わせないなんて嘘だ。
そらちゃんはじっと私の目を見る
そらちゃんの目はやさしくてこわい。

つぶがあるからいのちがある
いのちがあるからつぶがある

どっしりここにきなさい
すべてはたいら

いま必要な社会とつながろうとする努力に乾杯!
すごいぞヨガパンツ!
今秋、あおぞらカフェからヨガパンツ売り出します!
乞うご期待!!

ゆふがほ きらら

梅雨のからだ

雨にむせぶあじさいの色
恵みの雨
少しぼやけたみどりのはっぱ、、

梅雨の苦手な人には申し訳ないけど
部屋から眺める梅雨の景色は大好き。

最近のヨガの生徒さん達には
膝や、腰、肩の不調を訴える人が少なくない。
それからせきが出たりするのも、
この季節の特徴かもしれない。
自律神経、ほぐしてあげよう。

梅雨のころは。温度と湿度の上昇で体がゆるむ。
古傷が痛んだり、
関節節々が緩んだ調子にずれて痛んだりする。

でもそこがリセットのチャンスなのです。

ゆるんだところは求めているところ。

いたむところを
やさしくゆらしてあげよう・・・
揺らしてあげると骨がきしんで
違うところが共鳴してくる
いたんだところからつながっているところで
何かを訴えているところはないか。
からだの中で、お互いに共鳴しているところを
みつけてあげよう!
からだのこえをきくことで、信頼関係が生まれる。

たとえば、
「首が痛むの」
すわって
おしりを床につけて
手足を宙に浮かせて、ぶらぶら、、おしりであるく・・・
あるいはおしりで揺れる
しばらく続けると
股関節や、おなかまわりや、背中で
違和感のある動きをしているところ発見!
「首の痛み」は
背中のツレで、
胃の裏側の痛みだったりして。
彼女は胆石をもっていた。

ヨガの現場で
つながりをもって体を実感してゆくことが
とりのこされた内臓のさみしさを解消する手立てかもしれない。

梅雨は子供が一番成長するころ!
先日の受験生のためのヨガ
集まった生徒さんは長男の同級生たち18歳!と、カワイイ中学生!
ひとしきり♪青春ヨガやったあとに
ぐったりして瞑想。
ひとりひとり背骨マッサージ。
首の後ろの大椎(だいつい)から腰の付け根の命門(めいもん)まで
螺旋描いてマッサージ♪おおきくなーれ
もう180センチくらいありそうな男子だけどね。
これが効きます!背骨マッサージ!

明日は幼稚園生たちとヨガです!
梅雨の幼稚園、なにがおきるかなー

梅雨は背骨に要注意!

ゆふがほ きらら

秦野ひまわり養生ヨガ6月 報告

梅雨の晴れ間で、さわやかーな風流れている日でした。

ところが、どこか疲れがたまっていませんか?

運動会の疲れ?仕事の疲れ?いやいや・・・

湿度と気温の上昇に戸惑っている体ではありませんか?

胃が痛い、おもい、からだがだるい・・・みんなそれぞれです。

でも、今日あつまってくださった男子も女子も、
みんなからだがとても素直でした。

ひばりのポーズ

●ひばりのぽーず
股関節をのばしてピピピピピーってひばりみたいに叫びます。
この叫びが大切です。からだの内側の叫びは飛び交います。
そして、だいたい、オスのひばりは撃ち落とされます。
男子チームは、ヤラレターとばかりにポーズを崩しました。

お部屋にはいってきた皆さんの骨盤はどこか憂鬱でした。
そのあと、骨盤のいろんな表情を見る動きをしてゆくと、
いろんなつぶが動き出し
波になり・・・・
皆さんの股関節やお膝が波にのっかって
動いているのがわかりました。

三角のポーズ このあと、とんねんるの下をみんなで蛇になって潜り抜けました。

●三角のポーズで膝をのばし、背骨をのばし
トンネルになったり、トンネルくぐる
へびさんになったりしました。

きもちがやわらかくなると

からだはやわらかくなる

表向きシャンとしていても

ゆるんで気持ちよさを感じる体は

しなやかで、芯が通る。

みんなお互いのつぶを感じあうことにまっすぐ、、、

今日のお茶タイムには、なんと手作りのラッキョウも飛び出しました!
これがうけました。何といっても疲労回復のラッキョウ!
久美さんの手作りラッキョウ、、、
また食べたいです。できれば今度はご飯と組み合わせて。

由美子さんのマクロビのおやつは
ひとつひとつのつぶをとても大事にしている。
砂糖の甘さに頼らずに、自然の甘みを共有する、、、
ヨガの後の、おなかを通過するにやさしいつぶを実感します。

心海(ここみ)ちゃんが商工祭りで買ってきた乾燥メロンのおやつ
これまた皮まで丸ごと食べちゃうんだから
ワイルドだろーーー私はしゃぶってみました。
ここにも甘みがありますね。

おやつも人と共有する喜びで醸し出す甘みがありますね。
みんなでおやつを分けあってからだのよろこびかんじあいました。
ごちそうさまー

福島から避難して2年以上。
たまっていくだけのからだは
どこかで解放してあげなくてはね
からだのそれぞれ
みんなで感じあいたいなーと思っています。

ひまわりカフェにもお誘いしてみました。

次回秦野ひまわり養生ヨガは7月7日。
七夕ヨガ!皆さんで出会う喜びしましょう!

ゆふがほ きらら