明大前のキッドアイラックホール(KID AILACK HALL)
というところで、間島秀徳展 初日を見てきました。
会期は7/5木曜日から11日水曜日まで
時間を少し遅れて入場。
朝から赤ちゃんからいろんな人たちとのヨガ場のかえり飛び込んだ空間。
けんたろうくんが、三角のポーズをしてくれた、、、その余韻が、、、。
会場は大きな筒が、二つ。
年老いた男性(及川廣信)がスーツ姿でたっていた。
奥でパソコンから音を操る千野秀一。
筒(間島秀徳オブジェ)のまわりで、男が徐に動き出す。
・・・・・・・・・
んんんんん、、、
つぶが動かない。
舞台空間の中で、どこにも行けずに、ここに居る自分に呆れる。
独りよがりなお踊りばかりしているせいかな。
空間のつぶがじとっと垂れ下がっているだけで、なんともぶかっこう。
ため息が出てきた。目を閉じた。
生きる営みを引きずった人間が
いのち、を感じるとき、
平のなる時間と空間が必要になる。
その時間に対する愛が欲しい。
そんな思いで、うずくまってしまった。
しばらくすると千野の音の粒がずんずん響いいてきた。
円柱は怒涛のような、なみの音に、深い洞穴の壁に、蛇のようなうねりや
稲妻のような光や、いろんなものに変幻する。
千野はいろんな音のつぶを体にぶつけてきた。これだよ。もらったよ。つぶ。
気がつくと、
父が亡霊のようにたってる
時間は1時間強。
魂が抜け出して踊らせてもらった。
千野さんのおとのつぶを久しぶりに感じて心地よい時間だった。
間島秀徳さんのオブジェに共振していた。
できれば及川さんをもう少し感じたかった。
終わってから本当に久しぶりの1989年日韓行為芸術祭で一緒していただいた
人たちやにいっぱい会いました。みんなから「生きてたんだね」と賛辞?
千野さんからは「きららもうすぐ死にそうだな」と嫌味?
ホントになったらと、千野さんに弔いの音のつぶお願いしてきた。
なかなかおもしろい企画だと思います。
興味ある方ぜひ寄ってみてはいかがでしょう。
間島秀徳作(KINESISー時空の基軸)250直径115/木製円柱・麻紙・水墨・顔料アクリル樹脂膠)
日ゴトにいろんなパフォーマーが絡みます。
いろんな風景がうまれるはず。
間島秀徳展チラシ
ゆふがほ きらら