屏風ケ浦スケッチ
12日、日曜日
スタッフ三名と一番下の海と屏風ヶ浦下見しました。
支援の会平塚四郎さん、高橋さんが出迎えてくれて、
誘導・案内してくれました。
屏風ヶ浦に立ってどんな発想が生まれるか・・・そんな期待もあって、
今回のつぶおどりは、
仕掛け(演出):首くくり栲象(たくぞう)、音:佐々木征(まさ)
に介添えしていただくことにしました。総監督:佐藤正敏。
栲さんは、切りたった岸壁と白波の海の間を、無言で往来し
征さんは、地元の人とお話ししながら、屏風ヶ浦をみつめる。
飯岡灯台からも九十九里から広がる旭を眺めました。
そのあとは、支援の会・町おこしメンバーがわいわい集まり
栲さんの発想から地元の人の輪の発想がどんどん広がって
まるで屏風ヶ浦に集めるエネルギーの渦のよう。
帰りの特急電車はさらに渦の記憶を運んでくれました。
25日本番は、屏風ヶ浦にどんな渦が巻き起こるか。
屏風ヶ浦できららがつぶおどりをしたいわけ
2011年5月 はじめて千葉旭市飯岡に来ました。
わたしののっていた自転車やヨガ周りで集めた支援物資を持って。
九十九里の浜には津波で流された箪笥や勉強机など、
うずたかく積まれていました。
根こそぎもってゆかれた家の跡に、手向けられた花が、
海の風でやさしく揺れていました。
そして屏風ヶ浦に立った時、足がジンジンしました。
磁力の乱れる場所は、
そのまま地のエネルギーの高い場所ということでしょうか
むしょうに、つぶ恋しくなる土地です。
わたしはここに呼ばれたんだな・・・と
引っ張られたことを確信しました。
それから、被災された方たちと、ヨガ教室を行うことになりました。
小さな子から88歳のお年寄りまで、
いろんなつぶと交流し合う楽しいひとときです。
地のエネルギーが、たかいからこそ、いろんな渦が巻き起こる。
大原幽学の生活の場であるからして、
支援の会平塚四郎はじめとする義理がたい学者肌人間、
飯岡助五郎の生誕地、座頭市の想を得た場所であるからして
磯野はじめとする人情芸人世界、、、
それぞれのエネルギーがまじりあい、ぶつかりあい、渦をつくってゆく・・・
陸の果て、海の果て、
押し寄せあう白波の強さと、天にそり立つ屏風の気高さと
そこに集まるつぶのひきあい、渦巻くエネルギー
この土地にであえたことのからだの喜びをまっすぐかんじたい。
ゆふがほ きらら