新月ヨガ

今日の夕焼け・・・
美味しそうな桃の色と、柔らかく乗っかった空色・・・
生活の中に馴染んだ人工の色とはまるで違ったハーモニーに
ドッキリしてしまいました。

パステルカラーに乗っかって、いろんなこと思い出しました。

高校の日本海の修学旅行は、体が弱くて
出かけずに付き添いの先生と宿で過ごした。
なぜ、こんなに具合が悪いのかまったくわからないまま、
多分早く死ぬんだろうな、と、おもっていたあのころは
体の機嫌の善し悪しは、どこから来るのか
悶々としていた。

ところが学生時代の投げやりな生活と繰り返す不摂生・・・
むしろ毒出しのエネルギーを、自らの身体で悟っていったように思う。

早稲田のスロープを登りきったところに
七転舎という小屋があり、
そこで芝居をやっていた。
体がめちゃくちゃ固くて
演出家に股割りさせられたり、
台詞が一言も言えずに、怒鳴られていた日々。
死にたくなった。
体は傷められれば、られるほど強くなっていった。
で、死にたくても死ねなくなった。
精神がぼろぼろになっていった頃にヨガと出会い、
自己流に体を動かしていった。

いつの間にか自分の体の善し悪しは、
自然と同化していることを知っていった。
月や太陽、水辺に、森に、木に、土にエネルギーがあることも
自分の体が反応することに忠実に見てゆくと
体の旅が始まる
気持ちのありようも、体のありようにつながっている。
人とのあいだにもこの流れがあること。
体がいっぱい知恵を持っている。

4人の子供の妊娠出産も、自然の叡智を
掬ってくれた。

で、ひまわりのちえぶくろという体の知恵を書き綴ったものを週に一度
書き溜めていったものが、今では346号になった。

梅雨開けましたね。
そして、19日明日は新月。その次の日20日は夏の土用の入り。
こんな日を境に体はリセットする。
梅雨も夏も苦手という人は
ぜひやってみてください。
骨盤で呼吸する。つまり骨盤を開いて体にたまったものを流すんです。
そうしてゆくと新月から体はものすごく楽になります。
呼吸も新月は鼻から糸をゆっくり引いてゆくような細く長い呼吸をしてゆきましょう。
瞑想は願い事を呼吸に乗せて(くれぐれもやなやつの悪口は唱えないように)。

明日は東京港区ヨガ、、、高輪区民センター、あいはーと。
(スケジュールは港区ひまわりヨガで確認ください)

ゆふがほ きらら

第2回秦野ひまわり養生ヨガ告知とお願い

今年の秦野は梅雨の晴れ間が例年より多い気がします。
昼間は暑くても、ありがたいことに土が熱をすってくれるので
朝晩は寒いくらいなこともあります。体調を崩しておられませんか?

  第2回秦野ひまわり養生ヨガ告知とお願い

千葉飯岡絵師 ゲジドンみなみ

●8/5(日曜日)
●場所:社会保健福祉センター2回教養娯楽室
●タイムテーブル
13時からマッサージ
14時からヨガ
15時から癒しのミニコンサート

●今回のミニコンサート
田村みどりさんが歌ってくれます。
みどりさんは旦那様とスリーピングビューティーという素敵なユニットを組んでいます。
以下、マドレーヌレコードでの紹介文です。

一回目は6/24に終了。
福島からのみなさんが、赤ちゃんから、年配の方まで
ざっくばらんヨガしました。
(当日の様子は写真入りでブログにて紹介)
二回目は熱のこもりやすい体をクールダウンする
ポーズ・呼吸法、、、エコヨガ!
皆でワイワイやってみたいと思います。

今回ののヨガに関しては秦野市役所支援担当班からも
福島・岩手・宮城の避難者の方への通信を出していていただいています。

そこで皆さんにお願いです。
秦野ひまわり養生ヨガは、基本的に
秦野にお住まいの被災された皆さんを囲んでのヨガですが、
今後は、秦野の方との交流の場も深めたいと思います。
避難者だけでなく、近隣のあるいはヨガ周りのお知り合いで、
ヨガに興味があって、一般のヨガ参加にはちょっと抵抗があったり、
高齢者や病中病後の方もぜひお誘いください。
男性の方も遠慮なく!
同時に当日、赤ちゃんの保育や受付準備から
気軽にヨガやおしゃべりの場を作る輪作りスタッフも大募集です。
スタッフをやっていただける方はきららまでご一報いただけると幸いです。

第2回秦野養生ヨガちらし

問い合わせ 0463−88−5936(秦野ひまわりヨガ道場)
      メールアドレス yufugahokirara@yahoo.co.jp

ゆふがほ きらら

つぶと出会うヨガ

友人が奈良から運んでくれた柚、実をつけました!

  たなばたヨガ

喫茶店で数年前に子連れヨガやマタニティーヨガに熱心に通ってくれていた
ママにばったり出会った。それから数日たった、7月7日。
久しぶりのママたちと七夕ヨガをやった。
英語の先生だったり、研究室で働いていたり、、、、それぞれがそれぞれで
子育てどっぷり浸かっている。
自分もちょっと前のこと、子供達と子育ての穴にどっぷり浸かっていた。
いのちは、まってくれない、実感強くする乳児幼児期。
少しニュアンス変えて
いのちは、ひたはしる 更年期。

午後は、そら(青空)ちゃんと単独ヨガ。

決め事は最初と最後のご挨拶。
終わる前には必ず背骨マッサージ。
ゆるい決め事は自分の体をいっぱいいいこいいこしてあげること。

2011年ぽんぽこパフォーマンス

そらちゃんは小学校5年生。
そらちゃんは、自閉症と言われる。
そらちゃんとの出会いは去年冬ぽんぽこパフォーマンス。
きららの舞踏に突然介入。
自然のつぶになって、河原で二人でころころ抱き合って転げた。
おかげでぽんぽこは豊かなつぶの集いになっていった。

そらちゃんのからだやこころは、社会の窓から見るとわかりにくい。
予定調和には無関心。
繊細だからこそ、外界に対して閉じやすい。
けど、
いったんつぶになると、グラスフィッシュのよう。
からだもこころもむきだし。

そらちゃんと、ごっこあそびしてほぐれたころ、
はいろうよーとうながすように、大きな布を持って来て私に掛ける。
犬の声も、子供の声もこわがるから窓もカーテンもしめっきり。
ムンムンする暑い中でさらに暑い布の中で見つめ合う。
こんな時のそらちゃんの目は、青空のように透き通っている。
そらちゃんと、
おかあさんのおなかにいたころのおはなしをする。
そらちゃんから伝わるエネルギーを感じて、共鳴する時間はものすごく楽しい。
本の数分でしかありえないけど、私は自分の体の殻と心の縛りから解放されて
つぶをいっぱいもらう。

いつも「そらちゃんありがとう」といって、背骨をマッサージする。
ほんとはそらちゃんにおやつ代をあげなくてはいけないかもしれないのに、
そらちゃんは私の手に千円札を握らせてくれる。

この日、外で激しく犬が泣いていたの、そらちゃんは気にも留めなかった。

ゆふがほ きらら

7/5満月の夜

明大前のキッドアイラックホール(KID AILACK HALL)
というところで、間島秀徳展 初日を見てきました。
会期は7/5木曜日から11日水曜日まで

時間を少し遅れて入場。
朝から赤ちゃんからいろんな人たちとのヨガ場のかえり飛び込んだ空間。
けんたろうくんが、三角のポーズをしてくれた、、、その余韻が、、、。

会場は大きな筒が、二つ。
年老いた男性(及川廣信)がスーツ姿でたっていた。
奥でパソコンから音を操る千野秀一。
筒(間島秀徳オブジェ)のまわりで、男が徐に動き出す。

・・・・・・・・・

んんんんん、、、
つぶが動かない。
舞台空間の中で、どこにも行けずに、ここに居る自分に呆れる。
独りよがりなお踊りばかりしているせいかな。
空間のつぶがじとっと垂れ下がっているだけで、なんともぶかっこう。
ため息が出てきた。目を閉じた。

生きる営みを引きずった人間が
いのち、を感じるとき、
平のなる時間と空間が必要になる。
その時間に対する愛が欲しい。
そんな思いで、うずくまってしまった。

しばらくすると千野の音の粒がずんずん響いいてきた。
円柱は怒涛のような、なみの音に、深い洞穴の壁に、蛇のようなうねりや
稲妻のような光や、いろんなものに変幻する。
千野はいろんな音のつぶを体にぶつけてきた。これだよ。もらったよ。つぶ。
気がつくと、
父が亡霊のようにたってる
時間は1時間強。
魂が抜け出して踊らせてもらった。
千野さんのおとのつぶを久しぶりに感じて心地よい時間だった。
間島秀徳さんのオブジェに共振していた。
できれば及川さんをもう少し感じたかった。

終わってから本当に久しぶりの1989年日韓行為芸術祭で一緒していただいた
人たちやにいっぱい会いました。みんなから「生きてたんだね」と賛辞?
千野さんからは「きららもうすぐ死にそうだな」と嫌味?
ホントになったらと、千野さんに弔いの音のつぶお願いしてきた。

なかなかおもしろい企画だと思います。
興味ある方ぜひ寄ってみてはいかがでしょう。

間島秀徳作(KINESISー時空の基軸)250直径115/木製円柱・麻紙・水墨・顔料アクリル樹脂膠)
日ゴトにいろんなパフォーマーが絡みます。
いろんな風景がうまれるはず。
間島秀徳展チラシ

ゆふがほ きらら

半夏生

   つぶヨガ

道場の玄関脇に、ひめしゃらの木が、すっと立っています。
つい2,3日前に、しろい美しい花が咲きました。
なつツバキともいうから、このころになると、
夏が向こうから歩いてくる感じがします。

ヨガの始まりは、まだ水のつぶがかぜに舞ってるかんじ。

久し振りで、サシヨガ。
お相手はなんだか顔色悪くて、足にむくみがあるのを発見。
胃の検査をしてもわからないけど、おなかの調子が悪いという。
ふーん
ねっ転んでもらって、足をゆっさゆっさゆっさ揺らすと
おなかのゾーンが揺れない。
目に見えて揺れていないのでなく内臓が揺れに抵抗している感じ。
しばらくあーだこーだゆっさゆっさしたり、おてて当てたり
からだの風景感じる。
ドッカがつながってない感じっーーていうと、
悩みがホロリホロリ、、、子供のこと。
えっちらおっちらからだをストレッチしながら、彼女の子供の話しを聞く。
ふーーん、そーかそーか

自分の子供たちがオーバーラップする。
毛をむしってパゲになる、、今度は爪を噛んでぼろぼろ、、
大っきらいな子の悪口をでっかく黒板に書いて家出しちゃったことなんかもあった。
夜、先生たちが集まってくれて、いざ、山へ、川へ、町へ、、、と捜索というときに
電話が、、、。東京の友人のままだった。自然が好きだったと思ったけど、故郷は都会なんだね。
次の日に迎えに行く電車の中。思いっきり泣いた。
それから子供が何かあれば川に行って、大声で叫ぶことにした。
いきてるっていってみろーー
二人でおお泣きしながら、そのうち大笑いしていた。
4人子供いたら、いのちはらはらどきどき、ざっくりちがう
大事なことは、吐きだせるものは飲み込まないで・・・、
吐きだしたからだ感じること。だきしめてあげよう。からだ。
今春森美術館で見たイーブル展。愛犬の嘔吐と吐しゃ物の美しいオブジェがいくつもあった。
んだ、嘔吐するからだは力強い表現力を持っている。
ちょっと横道。

瞑想の時間。
きららは有難く、彼女のこども(ヨガ道場に通ってくれてる)から、おなかいいこいいこしてもらった、感じ。
すごくやさしくてぶっといパワーもってるんだ!
おなかあったかーい。

サシでやったヨガ。お互いのつぶ、感じあったね。

ちなみに、今日あたりは、半夏生(はんげしょう)。
天から毒が降るって言われてる。水あげしている梅干しを腐らせないようにしなくちゃ!

ゆふがほ きらら